EFI(エレクトリック・フューエル・インジェクション-電子制御燃料噴射装置)のチューニングは、パワーアップやレース車両を作るためと思われがちですが、それだけではありません。車の仕様に合わせてオーナーの運転や用途、日本の気候にマッチしたエンジンにすることが、EFIチューニング本来の目的です。
もちろん最高のパワーとトルクを求めることも可能です。しかしエンジンの長所伸ばし、短所を改善することにより、結果的にパワーとトルクが向上するのです。また燃料供給や点火タイミングの調整を効果的に行うので、燃費が向上し排気ガスの排出も抑えた車にすることもできます。
シャフトではシャシーダイナモによる測定でエンジンの現状を把握し、改善できることをしっかり見極めてチューニングを行っています。車とオーナーにとって最良の結果を出すことは、メリハリのある楽しくて乗りやすい車となり、エンジンの寿命を延ばすことにもつながります。
EFIチューニングには、ファクトリー内に常設しているマスタングダイノ製シャシーダイナモを使用。各種チューニングデバイスを用いて、純正コンピューター内のマップを書き換えます。作業は1台1台オペレーターが行い、オーナーの要望に応じて街乗りから高速走行まで幅広く、車の仕様やカスタムに合わせたチューニングをしています。また各種レースに出場するための、コンペティション用チューニングも承ります。
チューニング費用はデータ計測を含むフルマッピングで、1台15万円からとなります。作業を行う車種や駆動方式、チューニング内容によって費用は変動します。使用するチューニングデバイスはお客様と相談の上で決定。すべての作業完了後に納車となり、データシートはチューニング前、チューニング後の2枚を提供します。
EFIシステムおよびチューニングデバイスには対応可能、不可能なものがあります。お客様がチューニングデバイスを持ち込まれる場合は事前にご相談ください。その際、チューニングデバイスのライセンスキーの有無、車載コンピュータと連動するかどうかを事前に確認してください。キャブレター車はシャシーダイナモを使ったデータ測定のみ承ります。またキャブレターの調整、セッティングは受け付けていません。
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