2輪、3輪、4輪の車両のパワー、トルク、スピードを測定する最先端のシャシーダイナモ。前輪駆動(FWD)、後輪駆動(RWD)に加え、4輪駆動(AWD)車にも対応しています。専用アプリケーションで運用し、測定できる最高出力は3000馬力。最高速度は2WDで300km/h(190mph) 、AWDで240km/h(150mph)。軽自動車からレーシングカーまで測定可能です。
マスタング製シャシーダイナモは、設置場所の気温や湿度に機械を合わせてから使用します。付属する各種のセンサーには補正機能があり、測定器として極めて正確、安定したデータを得られようになっています。またあらゆるメーカーと年式、モデル別に車重や空力特性(エアロダイナミクス)などのデータを集積。測定車両の重量や空力特性を呼び出すか入力することで、実走行で測定したのにとても近いデータを得ることができます。
シャシーダイナモの特徴のひとつに模擬ドラッグレースがあります。レースで使用するのと同じシグナル(クリスマスツリー)が付属。車体のデータを読み込み、実際に0-400mを走るのに近い状態で測定します。0-400mのタイムの他、200m地点通過時のタイム、ドライバーのリアクションタイム、リアクションタイム+0-400mのタイムを合計した記録を表示。実際にコースを走る前のデータ測定が行え、レースのトレーニングにも有効です。
アメリカのオハイオ州にあるマスタング社は1975年に創業した、オリジナルのシャシーダイナモと関連する機器やソフトウェアの開発と製造を行っているメーカー。同社のシャシーダイナモはモーターサイクル、ATV、乗用車、トラック、戦車を含む軍用車、ヘリコプターなど多岐に渡ります。現在63カ国に導入されておりカスタムショップやメーカー、研究所などで広く使われています。
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